性病科

性病(STD)とは

性病とは、性交渉によって感染する病気の事を言います。

性病には、自覚症状の強い病気から自覚症状の弱い病気まで数多く存在し、特に自覚症状の弱い病気によって感染が広がりやすいのです。
現在、性病で1番多いと言われているのが尿道炎です。また、尿道炎に限らず性病の多くは、性交渉はもちろん、オーラルセックスでも感染する可能性がありますので注意が必要です。

もし心当りがあって、違和感や不安感がある時は早めに性病科で検査を受ける事をお勧めします。当病院はJR小岩駅徒歩3分の所に有りますので、不安が有る方は検査に来て下さるようお願い致します。

症状チェックシート

性病にかかった際に起こる症状と、病名について。

注意点

STDの疾患の中には、ほとんど自覚症状の出ないモノがあります。性病にかかったかもと思ったら放置せず、スグに病院へ行きましょう。性病はそのままにしておくと、治り難くなるばかりでなく、不妊症や他の重大な病気を引き起こす事もあります。必ず、専門の医師(性病科)による診断を受けるようにして下さい。

当病院(JR小岩駅スグ近く)においても性病検査・治療をする事が出来ますので、チェックが一つでも付いた方は早めの診察をオススメいたします。

男女共通

チェック項目 感染の疑わしい病名
全身の症状 □ 喉が腫れ、痛みや発熱がある。 クラミジア感染症
淋菌感染症(淋病)
□ 感染機会から2〜4週間後に発熱し、喉が痛く筋肉痛がある。倦怠感があり風邪のような症状がある。 HIV感染症/エイズ
□ 1ヶ月以上発熱し、下痢や寝汗をかく。また、リンパ節が腫れ体重が減ってきた。 HIV感染症/エイズ
□ 身体や白目が黄色っぽくなってきた。 B型肝炎
C型肝炎
□ 発熱し食欲もなく、吐気、倦怠感がある。尿の色が濃くなったような気がする。 B型肝炎
C型肝炎
局部周辺 □ 太ももや付け根部分のリンパ節の腫れがある。 梅毒、性器ヘルペス、軟性下疳
□ 性器や肛門の周辺に突起したイボが出来た。痛みは無い。 尖形コンジローマ
□ 性器やその周辺、太もも、肛門の周辺に、痛みをともなう水泡、潰瘍ができた。 性器ヘルペス
□ 性器に豆粒大の突起・こぶ、強い痛みをともなう潰瘍ができた。 軟性下疳
全身皮膚 □ 性器・肛門・手指・口唇などに、痛みの無いしこりや腫れものができた。 梅毒
□ くちびるや口の中、喉に出来物ができた。 梅毒、性器ヘルペス、尖形コンジローマ
□ 全身に、ピンク色の丸いアザ、または赤茶色のブツブツした出来物ができた。 梅毒
□ かゆみをともなう赤いブツブツ、またはミミズ腫れができた。 疥癬

男性

チェック項目 感染の疑わしい病名
□ 排尿時に激しい痛みがあり、尿道から膿が出る。 淋菌感染症
□ 尿道のかゆみがある。何やら不快な感じがする。 クラミジア感染症
□ 睾丸部分が腫れ、痛みがある。 クラミジア感染症
淋菌感染症
□ 亀頭がかゆい。また、亀頭部分がただれている。 性器カンジダ症
□ 陰毛部周辺がとてもかゆい。また、下着に黒い点状のしみが付く。 ケジラミ症

女性

チェック項目 感染の疑わしい病名
□ おりものが増加し、下腹部が痛い。 クラミジア感染症
膣トリコモナス症
淋菌感染症
子宮頸管炎
□ 泡のような臭い、おりものがある。 膣トリコモナス症
□ ヨーグルトのようにネットリとしたおりものがある。 性器カンジダ症
□ 性器周辺が痛い。かゆい。 膣トリコモナス症
性器カンジダ症
□ 排尿できないくらい強い痛みがある。 膣トリコモナス症
性器カンジダ症
性器ヘルペス
□ 性行為時に痛みがある。 性器クラミジア感染症
膣トリコモナス症
性器カンジダ症
子宮頸管炎
□ 陰毛部周辺がとてもかゆい。下着に黒い点状のしみが付く。 ケジラミ症
□ 膀胱炎を繰り返して患う。 クラミジア感染症・淋菌感染症