小児科

はしか

 はしかは、発熱・発疹・咳を主な症状とする急性の感染症になります。
 39〜40度の高熱が続く重い病気です。また、感染力も強く注意が必要です。

 はじめは通常の風邪と同じ症状が出ます。その後、熱が下がりますが、半日〜1日後に高熱と共に発疹が出ます。発疹は顔から、全身へと広がっていきます。

 はしかの予防接種は、1歳を過ぎると受けられますので、小児科の有る医院で早めに受けるようにしましょう。

乳児嘔吐下痢症

 冬に多い病気で、ロタウイルスなどが原因でおこります。白いお米のとぎじるのような便が出るのが特徴です。
 2歳以下の子供で、気温が5度以下になると流行し出します。

 便の回数が多くなりますので、脱水症状に注意しなければなりません。症状が重い場合は、点滴や入院治療になる事もあります。

 この病気は、薬より家庭での食事療法が大事になります。吐き気が強い時は、落ち着いてから湯冷ましや野菜スープなどを回数を分けて少しづつ飲ませます。
 水分の摂取が非常に大事になりますので、症状が重い場合は点滴が必要になります。

風疹

 風疹は、幼児期にかかる事は比較的少なく、学童に多く見られます。一度かかると二度とかかりません。

 軽い発熱とともに、顔や首などに小さくて赤い発疹が出ます。
 安静を心がける事が大切になります。

 感染性が高いですので、発疹の出る1〜2日前から発疹が消えるまで、保育園などの集団生活はお休みさせましょう。

 注意が必要なのは、妊娠中のお母さんになります。万が一、風疹にかかると胎児に様々な障害を起こす危険性があります。妊娠3カ月までの妊婦さんは、特に注意が必要になります。

おたふくかぜ

 おたふくかぜは、耳の下が腫れて痛がります。片方だけでなく、左右とも腫れる事もあります。
 熱も出る時と出ない時があり、38度台で止まる事がほとんどです。

 予防接種は任意で受けられますので、子供の健康に不安が有る場合は小児科で一度相談をした方がイイでしょう。

百日咳

 顔を真っ赤にして、激しくせき込む発作が一ヶ月以上も続く病気です。
 この病気の怖い所は、新生児にもかかる事がありますので、注意が必要です。  風邪のような症状が1週間〜2週間続いた後、せき込みがみられるようになります。

 せき込んで吐く事も有りますので、消化の良いモノを少なめにして回数を多く上げるようにして下さい。

 予防接種は、3ヵ月から受けられますので、早めに小児科のある医院で受けるように心がけて下さい。

プール熱

 のどと目が真っ赤になり高熱が出る病気です。夏にプールを介して学童の間に流行する事が多いことからプール熱と呼ばれています。

 風邪の時と同じように家の中で静かに過ごします。脱水症に気をつけ、まめに水分を与えて下さい。
 伝染力が強いので、患者とタオルを共用しないなど、注意が必要になります。

みずぼうそう

 37〜39度の発熱と共に、赤い小さな発疹が次々と出きては水疱になって、やがてかさぶたになります。

 かゆみを抑える為に、ぬりぐすりと飲み薬を処方してもらいましょう。
 水ぼうそうには抗ウイルス剤もあり、発疹が出て3日以内にこの薬を使えば、発疹の数や大きさ・治るまでの期間などがいずれも少なくなります
 発疹はかゆみが強いですので、かゆみ止めは必須です。また、感染症を防ぐために手はまめに洗って、爪を短くしておきましょう。

 水ぼうそうは感染力が強いので、家族にに水ぼうそうにまだかかっていない人がいる時は、予防接種や上記の抗ウイルス剤の予防内服などの対策がありますので、小児科の先生に相談して下さい。

りんご病

 頬がりんごのように赤くなることから、りんご病と呼ばれています。  両方の頬に赤みが出てから、腕や太ももに赤い斑点やまだら模様が出ます。発疹は1〜2週間で自然に消えていきます。

 特に治療が必要はありませんが、かゆみが強い時はかゆみ止めを処方してもらいましょう。
 妊婦の方は感染すると、早流産を起こす危険が有りますので注意が必要です。

案内

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診療科目 皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科・泌尿器科・性病科
所在地 〒133-0057 東京都江戸川区西小岩1−19−18
院長 山本 成元

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